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クレジットカードのステータスは必要?おすすめのハイステータスカードや選び方を紹介

クレジットカードのステータスは「くだらない」「執着するのは時代遅れ」などといった意見もあることでしょう。しかし、実際のところ、取引先との食事やデートなど、さまざまなシーンでカードのステータスが気になる人が多いようです。

特に海外では、カードのステータスが重要視される傾向にあり、高級レストランの入店時にチェックされることもあります。ステータスの高いカードであれば、質の高いサービスや充実した付帯保険が受けられ、ワンランク上の体験ができるでしょう。

この記事では、おすすめのステータスの高いクレジットカードや選び方について、詳しく解説しています。どのカードを選べばいいか悩んでいる人は、ぜひ最後までご確認ください。

目次

ステータスの高いクレジットカードとは?

ステータスの高いクレジットカードとは、格付けした際に社会的地位の高いカードのことをいいます。

評価や価値が高く、そのカードを持っているだけで、社会的地位や身分が証明できると考えられています。

クレジットカードのステータスはランク付けされている

クレジットカードのステータスは、一般的に以下の順番でランク付けされています。

  • 最上級ステータス 「ブラックカード」
  • 2番目にステータスが高い「プラチナカード」
  • 3番目にステータスが高い「ゴールドカード」
  • 4番目にステータスが高い「一般有料カード」
  • 5番目にステータスが高い「年会費無料カード」

ステータスの高さを優先するのであれば、ゴールドカード以上のカードを選ぶのがよいでしょう。

インビテーション(招待)のあるカードはステータスが高い

インビテーションのあるクレジットカードは、ステータスが高いといわれています。クレジットカード会社から、招待状が届いた人だけが入手できます。

インビテーションの基準は各クレジットカード会社が独自に定めており、明かされていません。一般的に、年齢・職業・年収・クレジットカードの年間利用額を判断基準にしているようです。

国際ブランドや発行会社によって、ステータスが変わることも

クレジットカードのステータスは、国際ブランドや発行会社によって格付けが異なります。

たとえば、国際ブランドでは、アメリカン・エキスプレス®やダイナースクラブがステータスの高さで有名です。

国際ブランドや発行会社でもステータスが変わることがあるので、ランクの高いカードが欲しい人は検討してみてください。

ステータスの高いクレジットカードのメリットは?

ステータスの高いクレジットカードを持つメリットについて、ご紹介します。

  • 付帯保険やサービスが充実している
  • 社会的地位や返済能力の証明になる

付帯保険やサービスが充実している

ステータスの高いクレジットカードには、「コンシェルジュサービス」と「プライオリティ・パス」の2つのサービスが付いています。

コンシェルジュサービスとは、航空券の予約やレストランの手配、病院の予約など、利用者のリクエストに合わせて、24時間対応してくれるサービスのことです。

また、プライオリティ・パスとは、世界中の空港ラウンジが利用できるサービスです。

ハイステータスカードを持っているのであれば、ぜひ利用したいサービスです。

社会的地位や返済能力の証明になる

ハイステータスカードは、一般的に社会的地位のある人が持っているものです。

「収入の安定」や「高額な年会費を支払う余裕がある」という証明にもなり、海外では身分証明代わりにもなるでしょう。

海外で病気や事故で病院を利用する際、クレジットカードのステータスは医療費を支払う証明になる場合があります。

ステータスの高いクレジットカード 選び方のポイントは?

ステータスの高いクレジットカードを選ぶ際には、次の4点を参考にしてみてください。

  • 付帯サービスの豪華さ
  • 国際ブランドのステータス
  • カードのランク
  • ポイント還元率

付帯サービスの豪華さで選ぶ

ハイステータスカードでは、国内外の旅行やレストラン特典を楽しむことができます。

旅行が趣味の人であれば、国内外の空港ラウンジ特典はチェックしておきましょう。

  • 国内30か所ほどの空港ラウンジが無料で利用できるか
  • 同伴者も無料で利用できるか
  • プライオリティ・パス(世界中の空港ラウンジ無料利用)の有無

また、レストラン特典を楽しみたい人なら、2人以上で予約すると1人分のコース料金が無料になる特典があるか確認しておきましょう。

多くのプラチナカードにある特典ですが、カードによって利用できるレストランの数が異なります。一般的には、グルメが強いダイナースがおすすめです。

他にも、プラチナカード以上のランクでは、コンシェルジュデスクへ連絡するとレストラン選びや予約を代行してくれるサービスがあります。予約困難な店をおさえたい時やここぞという会食で利用したい時に、強い味方となるでしょう。

国際ブランドのステータスで選ぶ

ハイステータスカードを選ぶ際には、国際ブランドに着目するのもひとつです。

国際ブランドのなかでも、ステータスが高いといわれているのが、アメリカン・エキスプレス®やダイナースクラブです。これらは、世界中の富裕層が持っており、日本でもハイステータスなイメージがあるでしょう。

ステータス重視の人は、アメリカン・エキスプレス®やダイナースクラブのカードを検討してみてください。

ゴールド、プラチナなど、カードのランクで選ぶ

初めてのハイステータスカードなら、ゴールドカードから申し込むのが無難でしょう。

一般的な年会費は、5,000~10,000円程度で、表面がゴールドで高級感があるのが特徴です。

国内外旅行保険や空港ラウンジの利用特典など、一般カードと比べ旅先での特典が充実しています。一般的に、国際ブランドである、アメリカン・エキスプレス®やJCBが発行するゴールドカードは、ステータスが高いといわれています。

いきなりプラチナカードは難しい場合でも、ゴールドカードを使い続けることで、インビテーション(招待)が届くこともあります。

プラチナカードを手に入れたい人は、ゴールドカードをコツコツ利用し、実績をつくりましょう。

なお、最近ではインビテーションなしで発行できるプラチナカードも出てきています。プラチナカードの審査は厳しいものの、申し込みはできるため、すぐにステータスの高いカードがほしい人はチャレンジするのもよいかもしれません。

実質的なポイント還元率の高さで選ぶ

クレジットカード選びでは、ポイント還元率も重要です。せっかく高額な年会費を支払ってステータスの高いカードを持つのであれば、出来る限り高還元率のカードを選びたいものですね。

ただし、ポイント還元率とステータスの高さは比例しないので、それらのバランスを保ちつつ、自身が納得できるものを選びましょう。

一般的に目安となる還元率は、0.5%以上です。

もし、還元率が0.5%以下であればその他の付帯サービスや優待でメリットの大きいものを選ぶことをおすすめします。

ステータスの高いクレジットカード 7選

ここでは、ステータスが高いおすすめのクレジットカードをご紹介します。

複数の国際ブランド・カード会社の中から紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

アメリカン・エキスプレス®・プラチナ・カード

アメリカン・エキスプレス®・プラチナ・カード

【出典:アメリカン・エキスプレス®公式】

アメリカン・エキスプレス®・プラチナ・カードはNO.1ステータスのプラチナカードといっても過言ではありません。

年会費143,000円(税込)と高額ではありますが、付帯特典が非常に豪華なのが特徴です。

ホテルの無料宿泊券やレストランのコース料理1人分無料など、さまざまな特典が受けられます。

国際ブランドAMERICAN EXPRESS®
年会費(税込)143,000円
還元率0.5%

おすすめポイント

  • カード更新時に1泊2名分ホテル無料宿泊特典あり
  • プラチナ・コンシェルジェ・デスクでホテルやレストラン予約ができる
  • レストランのコース料理1人分無料特典あり
  • スマートフォンプロテクションでスマホ修理代10万円まで補填

アメリカン・エキスプレス®・プラチナ・カード基本情報

名称 アメリカン・エキスプレス®・プラチナ・カード
還元ポイントメンバーシップ・リワード・ポイント
発行スピード2週間程度
追加可能なカード家族カード・ETCカード
付帯サービス・海外・国内旅行傷害保険(最高1億円)
・海外航空機遅延保険)
・通貨盗難補償)
・個人賠償責任保険)
・ゴルフ・テニス・スキー保険)
・ショッピング・スマートフォン・ホームウェアプロテクション
申込年齢20歳以上
申し込み方法・通常申し込み
・招待
マイル交換対象先提携航空会社16社(ANA・JAL・エミレーツ航空・カタール航空・デルタ航空・シンガポール航空など)

UCプラチナカード

UCプラチナカード

【出典:UCプラチナカード公式】

UCプラチナカードは年会費が16,500円(税込)で、有名ホテルやレストランで利用できる優待やコンシェルジュサービスが受けられるカードです。 カード利用金額1000円につき、UCポイントが2ポイント(10円相当)貯まり、貯まったポイントはギフト券やマイルなどさまざまなアイテムに交換できます。

国際ブランドVISA
年会費(税込)本会員:16,500円
家族カード:3,300円
還元率0.9~1.2%

おすすめポイント

  • 家族カードを1枚追加で発行しても、年会費が2万円以下のお得なプラチナカード(※)
  • VISAプラチナ・コンシェルジュデスクが利用可能
  • 海外・国内旅行保険で最高1億円補償
  • コース料理1名分無料優待あり

※…家族カードを2枚以上を発行する場合は、2万円以上の年会費が発生します。

UCプラチナカード 基本情報

名称UC プラチナカード
還元ポイントUCポイント
発行スピード2週間程度
追加可能なカード家族カード・ETCカード
付帯サービス・空港ラウンジサービス
・海外・国内旅行傷害保険(最高1億円)
申込年齢20歳以上
申し込み方法通常申し込み
マイル交換対象ANA・JAL

ラグジュアリーカード Mastercard® Black Card

ラグジュアリーカード Mastercard® Black Card

【出典:ラグジュアリーカード Mastercard® Black Card公式】

ラグジュアリーカード Mastercard® Black Cardはステータスの高さで有名なMastercard®が発行しており、24時間365日対応のコンシェルジュサービスが好評です。

メタル製のカードで高級感があり、通常ポイント還元が1.25%とお得であることから、一時期話題になりました。

また、高級レストラン利用時には自宅までリムジン送迎があり、1人分のコース料金が無料になるなど、ラグジュアリーな体験ができる1枚です。

国際ブランドMastercard®
年会費(税込)本会員:110,000円
家族カード:27,500円
還元率1.25~2.75%

おすすめポイント

  • ポイント還元率が最大2.75%とお得
  • 自宅からレストランまでのリムジン送迎サービスあり
  • コース料理1人分無料サービス
  • ハワイアン航空上級会員資格

ラグジュアリーカード Mastercard Black Card基本情報

名称ラグジュアリーカード Mastercard® Black Card
還元ポイントラグジュアリーポイント
発行スピード2~3週間程度
追加可能なカード家族カード・ETCカード
付帯サービス・空港ラウンジサービス
・海外・国内旅行傷害保険(最高1億円)
・ラグジュアリーリムジン
・VIPホテル優待
申込年齢20歳以上
申し込み方法通常申し込み
マイル交換対象ANA・JAL

JCB プラチナ

JCB プラチナ

【出典:JCB プラチナ公式】

JCB プラチナは年会費が27,500円(税込)とハイステータスながらコスパもよいカードです。

ポイント還元率は年間利用額300万円以上で最大0.85%です。Amazonやセブンイレブンなどの加盟店でお得にポイントが貯まります。

国際ブランドJCB
年会費(税込)27,500円
還元率0.5%~5.0%※1
※1 最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合

おすすめポイント

  • 「グルメ・ベネフィット」でレストラン1名分無料
  • 24時間365日利用可能「プラチナ・コンシェルジュデスク」
  • 海外・国内旅行傷害保険(最高1億円)利用付帯
  • USJ・京都駅のJCB LOUNGEを利用可能

JCBプラチナ基本情報

名称JCB プラチナ
還元ポイントOki Dokiポイント
発行スピード通常1週間程度、最短3営業日
追加可能なカード家族カード・ETCカード
付帯サービス・海外・国内旅行傷害保険(最高1億円)利用付帯
・ショッピングガード保険(海外、国内)
申込年齢25歳以上
申し込み方法通常申し込み
マイル交換対象ANA・JAL・デルタ航空

三井住友カード プラチナプリファード

三井住友カード プラチナプリファード

【出典:三井住友カード プラチナプリファード公式】

三井住友カード プラチナプリファードは、年会費が33,000円(税込)のプラチナカードですが、ポイント還元率が1.0%以上と、コスパが良いのが特徴です。

毎年100万円の利用ごとに、継続特典で最大40,000ポイントプレゼントがあり、使えば使うほどお得になります。

また、セブン-イレブンやマクドナルド、マツモトキヨシなどの特約店ではポイント還元率がアップします。

国際ブランドVisa
年会費(税込)33,000円
初年度無料
還元率1.0%~10.0%

おすすめポイント

  • ポイント還元率が高い
  • 海外・国内旅行傷害保険(利用付帯)で最高5,000万円補償
  • SBI証券での積立投資でVポイントが5.0%貯まる

三井住友カード プラチナプリファード基本情報

名称三井住友カード プラチナプリファード
還元ポイントVポイント
発行スピード最短即日発行可能(※)
追加可能なカード家族カード・ETCカード
付帯サービス・海外・国内旅行傷害保険(利用付帯)※最高5,000万円
・ショッピング保険
申込年齢20歳以上
申し込み方法通常申し込み
マイル交換対象ANA

(※)最短5分発行受付時間:9:00~19:30

(※)ご入会には、ご連絡が可能な電話番号をご用意ください。

(※)三井住友カード プラチナプリファードは、ナンバーレスカード(カード券面に会員番号の記載がなく、Vpassアプリ上で確認するタイプ)、またはスタンダードカード(カード裏面に会員番号が記載あるタイプ)のいずれかをご選択いただけます。

ダイナースクラブカード

ダイナースクラブカード

【出典:ダイナースクラブカード公式】

ダイナースクラブカードは、ポイントの有効期限や利用金額の制限がないため、自分のペースで利用できます。

年会費は初年度無料、2年目以降24,200円(税込)と比較的リーズナブルですが、レストランやホテルでの優待が充実しています。

国際ブランドDiners Club
年会費(税込)24,200円
初年度無料
還元率0.4%~1.0%

おすすめポイント

  • エグゼクティブレストランでのコース料理1名無料
  • 国内厳選ホテルでの特典&ベストレート予約
  • 国内外旅行傷害保険(最高1億円)
  • コンパニオンカードとして、「TRUST CLUB マスターカード」発行無料

ダイナースクラブカード 基本情報

名称ダイナースクラブカード
還元ポイントダイナースクラブリワードポイント
発行スピード通常2~3週間
追加可能なカード家族カード・ETCカード
付帯サービス・海外・国内旅行傷害保険(最高1億円)
・ショッピング保険
・空港ラウンジサービス(海外ラウンジは年10回まで)
・エグゼクティブダイニング
・ホテル宿泊優待サービス
申込年齢27歳以上
申し込み方法通常申し込み
マイル交換対象ANA・JAL・ デルタ航空・ユナイテッド航空・大韓航空

楽天ブラックカード

楽天ブラックカードは、楽天カードの最上位カードです。

基本的には、楽天プレミアムカードの高額利用者にインビテーションが届き、申し込むことができます。年会費33,000円(税込)で旅行手配のコンシェルジュやプライオリティ・パス、海外旅行傷害保険などのサービスが受けられます。

国際ブランドVISA・Mastercard®・JCB・AMERICAN EXPRESS®
年会費(税込)24,200円
初年度無料
還元率0.4%~1.0%

おすすめポイント

  • 4つの国際ブランドから選べる!
  • ポイント還元率1.0%で利用可能!
  • 国内外旅行傷害保険(最高1億円)
  • プライオリティ・パスやトラベルデスクが充実

楽天ブラックカード 基本情報

名称楽天ブラックカード
還元ポイント楽天ポイント
発行スピード通常2~3週間
追加可能なカード家族カード・ETCカード
付帯サービス・海外・国内旅行傷害保険(最高1億円)
・コンシェルジュ
・空港ラウンジサービス
・トラベルデスク
・手荷物宅配サービス
申込年齢20歳以上
申し込み方法インビテーション
マイル交換対象ANA・JAL

ステータスの高いクレジットカードを持つには?

ステータスの高いカードが欲しいけれど、審査を通過するか心配…という人も多いのではないでしょうか。

ハイステータスカードは審査基準が厳しいため、一般的にある程度の利用実績を積み上げることが大切とされています。

ここでは、ステータスの高いクレジットカードを入手したい方に向けて、ポイント3点をご紹介します。

  • まずは一般カードから利用しよう
  • インビテーションがほしい場合は、一つ下のランクを利用しよう
  • 若者向けのゴールドカードなら持てる可能が高い

まずは一般カードから利用しよう

収入や社会的信用にあまり自信のない人は、まずは一般カードから申し込みましょう。

特に、楽天カードやイオンカードを代表する、流通系・通信系のクレジットカードは主婦や学生でも発行しやすいことで有名です。

手に入れたいハイステータスカードに関わらず、コツコツと利用実績を積み上げ、信用力を高めましょう。また、くれぐれも延滞がないよう、注意してください。

インビテーションがほしい場合は、一つ下のランクを利用しよう

プラチナカード以上のランクでは、インビテーションが必要なカードがあります。

一般的に、インビテーションは一つ下のランクのカード会員に届くシステムです。

インビテーションを受けるためにはその他にも条件はありますが、まずは一つ下のランクのカードを計画的に利用し、実績をつくりましょう。

若者向けのゴールドカードなら持てる可能が高い

若者向けに発行されているゴールドカードなら、20代でも持てる可能性が高いです。

審査条件が比較的ゆるく、付帯サービスや特典が充実しているのが特徴です。20代の方や収入に自信のない方は、一度検討してみても良いでしょう。

まとめ:自分に合ったハイステータスカードを手に入れよう!

今回は、ハイステータスカードのメリットや加入時のポイント、おすすめのカードをご紹介しました。ハイステータスカードは年会費が高い分、グルメやホテル、旅行など のサービスが充実しています。

なかには、初年度の年会費無料といったカードもありますので、確認してみてください。

また、いきなりハイステータスカードは難しそうな場合、一つ下のランクのカードで利用実績を作るのもひとつです。ご自身に合った方法で、ハイステータスカードを手に入れましょう。

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